1次審査は応募用紙、コンセプトシートの内容、そして応募用紙に貼付された作品写真を見て行います。

作品写真から実物を審査員に明確に伝わる写真を撮ることが重要です。

 

 

撮影小物を合わせたスタイリング、作品の全体像が把握できない奇をてらった角度、

加工ソフトによる極度の色彩調整などは不要です。撮影した作品写真と実物の作品に

大きな差が生じないように見たままの作品を撮影してください。

このページでは、撮影に関するポイントと注意点をご紹介いたします。         (作品協力・川島宏子さん)

 

作品撮影は全体、正面、そして背面も忘れずに。

撮影はなるべく自然光で行いましょう。日差しが強すぎない朝、

もしくは夕方が最適です。

作品全体を写真におさめて下さい。

留め具にも装飾をほどこしているのに、画面が部分的に切れてしまっている写真が毎年多く見受けられます。

アングルに十分注意しましょう。

 

 

 

 

ネックトルソーに掛けて撮影する場合も同様です。

正面はもちろん、背面(留め具部分)も制作している場合は写真撮影してください。

撮影はお手持ちのトルソーで構いませんが、実行委員会指定展示什器(こちらをクリック)・展示スペースのサイズを十分に考慮した作品を制作してください。

 

 



明るさやピント調整などにも細やかな気配りを。

全体をおさめるだけでなく、

次のポイントにも注意しましょう。明るさ・ピント・作品サイズです。

 

フロント部分にピントが合っているため後部がぼやけて全体像がわからない例(写真・右)

 

 

作品までの距離が遠くて細部がわからない、また光量が不十分で暗い例。(写真・左)

 

 

 


強く伝えたい部分は接写を上手に使いましょう。

ご自身の作品で、コンセプトや作りこんだ部分など細部の写真があると、さらに作品について伝わりやすいです。

カメラの接写機能を上手に使って撮影しましょう。

 


過度の画像修正・加工はNG。実物と写真の差が小さいほど

さまざまな画像加工アプリ・ソフトがありますが、実物と写真の色調、質感が大きく異なるような修正加工はNGです。

 

(写真・右) ソフトフォーカス(ぼかし)が強い

 

(写真・左) 色調補正(この場合、赤)が強い


審査対象は作品のみ。シンプルな構図で撮影してください。

SNSに掲載するための写真撮影ではありません。

作品の下に布を敷く場合は、作品の色調に影響が出ない黒・白などの滑らかな無地布で撮影してください。

 

写真左は悪い例です。

作品以外の柄布・造花やガラス小物とのスタイリングは

審査対象にはなりません。

 

あくまで審査対象は作品のみです。

ご自身の作品が写真から100%伝わるシンプルな構図で

撮影してください。


アートジュエリー以外の部門も上記をふまえた撮影方法でお願いいたします。

全体を把握できる作品写真と、ご自身が最も伝えたい部分を接写した写真を撮影してください。